口コミサイトと”体験”
ここ数年のSNSの普及と時期を同じくして、口コミサイトを利用する人も一気に増えたように思う。
利用する人が増えればサイトもまた増えて、最近ではサイトの種類が充実している。
SNSと口コミサイトに共通点があるとすれば、それは何かを体験したことについて
感想を共有する場所として使われているということ。
僕自身Twitterはそういうつもりで使っている。
でも、周囲の感想に振り回されることに疲れた経験はないでしょうか?
食べ物、映画、ドラマ、漫画…etc
人の好みなんてそれぞれで、いちいち誰かの意見を気にしていたら疲れてしまう。
ポジティブな感想ならまだしも、ネガティヴな感想を見ようものなら映画やお店に対するワクワクが下がってしまう。
お店側だって、客の一人一人が持つ感想にいちいち合わせていられないものだ。
なんだかモヤッとすることも多いので、口コミサイトの問題点について考えていることを書いてみますね。
人それぞれであるということを忘れがち
これはコメントを残す側・コメントを読む側どちらにとっても問題。
コメントを書く側は自分の感想が代表的な意見であるかのように錯覚しがちです。
100人いれば100人とも少しずつ違うはずなのですが、
誰しもがこの事実を見落としてしまう時があります。
また、読む側も「この人が~と書いているからダメなんだろうな」と書き手の気持ちに引っ張られてしまいがちです。
せっかく興味のあるお店だったのに、口コミを見てなんだか行きたい気持ちが減ってしまったなんて悲しいですよね。
”体験”の機会を減らしてしまうのでは…?
「あの店はやめて、他の人気の店にしよう」
たしかに賢い選択だとは思いますが、もしかしたら自分の感覚で新しい店を探すという体験を減らしているようにも感じられます。
失敗したくないときは口コミサイトを見るのは堅い選択といえるでしょう。
しかし、普段から口コミサイトを見るクセがついてしまったら
新しいところに飛び込むワクワク感が半減するのではないかと思うわけです。
また、何事も「楽しもう」という意気込みが大切なんです。
入ったお店の雰囲気を楽しもうという気持ちがあれば、
少し残念なお店でも十分楽しめるはずです。
さすがに料理が最悪では気分も上がりませんけどね…笑
まとめ
口コミサイトはあくまで個人の感想です。利用する際はくれぐれも注意したいもの。
知らないお店に入るワクワク感はとても貴重な体験だと僕は思っています。
出かけてご飯を食べるとき、一度評価を見ずにお店の名前や外観を見たときの直感で入ってみてはいかがでしょうか?